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  • 2015-01-29

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子どもエンターテインメント業界で挑み続けるトイザらス EC事業での成功

玩具や子ども用品を多く取り扱う「トイザらス」。2014年7月には、2000年10月に開設した公式サイト「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」を全面的にリニューアルしました。同時に商品のラインナップを拡充し、ポイント制度や店舗受け取りサービスもスタート。大手小売がECサイト強化やオムニチャネル推進に乗り出す流れを受け、トイザらスもEC戦略に本腰を入れるようになりました。今回は、トイザらスが取り組むEC戦略についてご紹介します。

子ども目線で名付けられた社名トイザ“ら”ス

米国に本部を置くトイザらスは、玩具や子ども用品の販売などを中心に世界中に事業を展開しています。社名の由来は「Toy(玩具)」と創業者のラザラスを組み合わせた造語であり、「Toys are us(おもちゃといえば私たち)」という意味も含まれています。ロゴでTOYS“Я”USとなっているのは子どもに親しみを感じてもらえるように、多くの子どもが“R”を間違えて左右逆に書く癖が反映されています。

日本では、日本トイザらス株式会社として1989年に設立され、「トイザらス」は本部の「R」だけを左右逆にした表記に合わせて、日本でも「ら」の部分だけを平仮名にかえています。2000年11月にとしまえん店をオープンさせ、当初から目標としていた「2000年度100店舗達成」のスローガンを見事に達成し、2013年11月時点で米国に次いで2番目に多い164店舗を展開しています。最近では、オムニチャネルの推進を視野に入れ、ECサイト強化にも乗り出しています。

実店舗・ECサイト間をシームレスに  購入件数が約200%アップ!

「トイザらス」「ベビーザらス」を運営している日本トイザらス。大手小売が続々とECサイト強化へ乗り出していく姿に影響され、トイザらスも自社サイトのリニューアルを発表しました。リニューアルに合わせて玩具やベビー用品のラインナップを充実させ、商品も3000点ほど増やすなど、トイザらスの“本気ぶり”が伺えます。決済時に「トイザらス・ベビーザらスポイントカード」のポイントが付与されるお得感もプラスされ、会員登録をしなくても購入できる「ゲスト購入」機能も加わりました。

公式サイト「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」では、実際に店舗で展開している「レゴ®ショップ」「イングリッシュラーニングセンター」「ディズニーベビー」や「ミキハウスホットビスケッツ」もバーチャルショップとして立ちあげられており、ユーザーにとってはますます利便性の高いECサイトに仕上がっています。実際、2014年7月にECサイトを通じて購入された件数は同年4月に比べて約200%も増加しているそうです。

実店舗との連携が強化されたことが最大のポイントといえるでしょう。主要店舗では、実店舗で取り扱いがない場合にECで注文できる「ストア・オーダー・システム」を新たに導入しています。また、ECサイトで注文した商品を希望の店舗で受け取れる「イン・ストア・ピックアップ」も構築されており、オムニチャネルを見据えたうえでのECサイト強化ということが分かります。

さらに商品を並べるだけでなく、出産や育児に関する情報を提示するコンテンツも開設しました。店舗と同様に、“中身のある”ECサイトへと生まれ変わったのです。スマホ普及による子どものおもちゃ離れや少子化などが懸念されている昨今。今後そういった不安を払拭することができるのか、トイザらスのEC戦略に注目ですね。

画像引用元:トイザらス・ベビーザらス オンラインストア公式HP

http://www.toysrus.co.jp/top/CSfTop.jsp


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