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  • 2015-02-02

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スマートフォンやECサイトの普及による実店舗のショールーミング化は嘘!?

今年のアメリカでは、eコマースが小売販売総額に占める割合はわずか6.5%であり、この割合は2018年になっても8.9%までしか伸びないと予測されています。
しかし、実際の店舗を持つオーナーたちは、小売業者から有名ブランドにいたるまで、自分たちがきちんとつくった店舗の建物が迅速に決済できる場所やショールームでしかなくなってしまい、通りがかりの人が店では新製品をチェックするだけで、家に帰ってからアマゾンで購入するのではないかと危惧しています。

ネットショッピングの台頭でリアル店舗の売上は減少か!?

たしかに来店客数や店舗内販売額は減少傾向にあります。というのも、eコマースでは、消費者は欲しいものはなんでも、いつでも好きな時に購入できますし、場合によっては配達が無料だったり、当日配達が可能だったりするからです。
リアル店舗が強い危惧を抱くのも当然です。小売業者が、こうした購買行動の変化を考慮し、どうやってアプローチするかを深く考えているならば、その業者は先見の明があると言えるでしょう。

ですが、最近行われたアメリカの18~54歳のスマートフォンユーザー6,000人を対象とした調査で新しいデータが得られました。
消費者のオンラインでの購買行動とリアル店舗での購買行動との間にあるギャップを小売業者が効果的に埋められる可能性があり、その可能性をこの調査の回答者たちは示してくれているのです。
店内で買物客がスマートフォンを取り出したからといって、それはeコマースサイトで購入することを意味しているわけではありません。
アメリカのスマートフォンユーザーは、「特定の場所の情報が検索結果として出た際に、役立つと思えば、実際にその店に行ってみようと思う」と回答した人が75%もいたのです。また、「店に在庫がないとわかっていれば店には行かない」という回答が4人に1人もありました。

店舗でスマホを触っている人は必ずしも安い店を探しているわけではない

買物客というものは、店の場所、営業時間、価格、在庫の有無などがウェブ検索でわかれば、その店に行ってみようと思う傾向にあるようです。
この調査では、スマートフォンによるショールーミングが行われると間違いなく売上が競争相手に流れてしまうという長らく信じられてきた仮説が、実際にはそうでもないということも明らかにされています。
スマートフォンによるショールーミングというのは、買物客がお店で品物を見て、その場でスマートフォンを取りだし、もっと安い価格で他のところで売られていないかチェックし、帰宅してから別の店のeコマースサイトで購入するという現象のことです。

実は、店にいる間に、別の小売業者のウェブサイトで商品の詳細について調べるスマートフォンユーザーは全体の30%しかいません。
また、この人たちが実際に行っていることに関するアンケートでも「検索エンジンで情報を調べているだけ」だと回答した人が64%にも達しているのです。

[翻訳・参照元原文]
http://www.emarketer.com/Article/How-Bridge-Gap-Between-In-Store-Digital/1011683


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