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  • 2014-11-13

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生き残りをかけて挑む 元祖CDショップ「タワーレコード」のEC事例

かつては、音楽を聴きたいと考えた際には「CD」が大きなシェアを占めていました。
しかし最近では、「音楽を聴くためにCDを購入する」という人が少なくなってきているようです。
実際に、iTunesをはじめ、音楽の“デジタル配信”が当たり前になりつつあり、CD・DVDの全盛期を牽引した「元祖CDショップ」は、こういった新しいニーズに対応していくために様々な取り組みに着手している状況にあります。
なかでも、タワーレコードは、2006年から音楽配信サービスをスタートさせ、EC事業にも積極的な姿勢を見せています。今回は、タワーレコードが取り組むECサイト事例や音楽配信サービスをご紹介します。

元祖CDショップ タワーレコード

タワーレコードは、元々アメリカに本社を置くCDショップチェーンです。
日本では、タワーレコード株式会社が運営しており、国内では、HMV、新星堂と並ぶ、音楽ソフト販売チェーン店として名をはせています。
以前は、渋谷と品川の2つの拠点を中心に事業を展開していましたが、2012年に本社機能と商品センターを平和島に集約し、同年6月には、本店を渋谷に変更しています。
TBS系音楽情報番組『COUNT DOWN TV』のスポンサーとしても知られており、番組と連動したリクエストランキング調査などを行い、好評を博しています。

タワーレコードが手掛けるECサイト「TOWER RECORDS ONLINE」

タワーレコードは、米Napsterと提携し、2006年から音楽配信サービスを開始。iTunes Music Storeのように、1曲ごとの課金システムではなく、毎月、定額料を支払えば、無制限に楽曲をダウンロードできるサブスクリプションサービスを採用しました。
当時、タワーレコード渋谷店の取り扱い枚数は、約15万タイトルほど。開始当初は、最低でも100万曲は揃えたいと公言していましたが、目標が達成されないまま、2010年5月にサービスが終了。ユーザーが気軽に曲を楽しめるNapsterは、タワーレコードが掲げる理念と合っていただけに、残念な結果に終わってしまったことが悔やまれます。

ただ最近では、音楽配信サービスとは別に、ECサイトに力を入れており、好調のようです。同社のECサイトの歴史は古く、1997年にECサイト“@TOWER.JP”を開設後、計6サイトものEC事業を展開していました。
現在、その6サイトを統合し、「TOWER RECORDS ONLINE」として、様々なサービスを提供しています。
2011年には、CRM(顧客関係管理)プロジェクトをスタートさせ、それまで別々だった店舗とオンラインカードを統合し、ポイントの相互利用を可能としただけでなく、運営側も、消費者の購買行動を細かく把握できるようになりました。
また、2012年からは、セブンイレブンの店頭で商品購入・決済できるサービスも始まり、ポスターやステッカーといった特典なども、コンビニで受け取ることが可能に。
ECサイトのサービスを少しずつ、顧客のニーズに合わせて改善してきているということが伺えます。

元祖CDショップの競争が激化する中、渋谷店を大規模リニューアルするなど、どこまでも、突き進んでいくタワーレコード。今後の新たなECサイトの運用に注目が集まります!

画像引用元:TOWER RECORDS ONLINE公式HP:http://tower.jp/


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