• データマーケティング
  • 2015-12-01

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LINE@の利用方法を徹底解剖 2016年のマーケティングはこれで決まり!

LINEをご存知ないという方はいないと思います。しかし、LINE@をご存知ないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、LINE@を活用したマーケティングの威力について、紹介したいと思います。

そもそもLINE@とは何か?

「LINE」「LINE@」「LINE公式」それぞれのアカウントの違い

LINEには大きく3種類のアカウントが用意されています。通常の「LINE」アカウント、「LINE@」アカウント、「LINE公式」アカウントです。

通常のLINEアカウントは、主に1対1のやり取りをする、一般ユーザに向けたサービス内容になっています。

一方LINE@は、ざっくり言うと1対N(多数)のやり取りをしたいユーザに向けたアカウントのことをいいます。

同じ1対Nのやり取りを想定したサービスとして、「LINE公式アカウント」がありますが、こちらは主に法人向けのサービスとなっており、費用も月に数百万円を要します。初期費用を含めると1,000万円を超える場合もあります。

今回は、この「LINE公式アカウント」ではなく、もっと手軽に始められる「LINE@」について、マーケティングで活用する方法を解説していきたいと思います。

LINE@を活用したマーケティングとは

LINEの利用率…… Facebook、Twitterを上回る規模

総務省情報通信政策研究所から平成27年5月に発表された「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、LINEの利用率は10~40代の全世代で60%を超えており、特に20代では90%に達しています。

各年代のLINEの利用率(2014年)

総務省 平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書より作成

また、全年代での利用率は55.1%となっており、他のソーシャルメディアと比較しても、YouTubeと並び突出して高い利用率を示しています。

10~60代の主なソーシャルメディアの利用率(2014年)

総務省 平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書より作成

YouTubeが最も高く、次いでLINEが高い利用率を示す傾向は全年代に共通していますが、20代女性においては、LINEの利用率がYouTubeの利用率を上回っており、20代男性、10代女性においても両者の利用率は拮抗しています。

20代女性の主なソーシャルメディアの利用率(2014年)

総務省 平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書より作成

ここから分かることは、LINEでマーケティングを行う際のリーチは極めて高い、ということです。FacebookやTwitterと比較しても、LINEのリーチの高さは圧倒的です。

人とサービス、人と企業をつなぐLINE

LINEはもともと、通話とチャットができるだけのサービスでした。

しかし、利用者が増えるにつれ、プラットフォーム化・インフラ化を標榜しつつ、さまざまな機能が付加されていった結果、いまや人々の生活になくてはならない存在になっているのです。

LINEは、2013年以降、従来の「人と人をつなぐLINE」というコンセプトに加え、「人とサービスをつなげ、人と企業をつなぐLINEへ」という新コンセプトを掲げるようになりました。

ここ1、2年は、この新コンセプトにともない、企業マーケティング・プロモーションの「活動の場」として利用できるサービスの充実にも力を入れてきたのです。

その一環として誕生したのが「LINE@」です。

すでに、プロ野球やJリーグのチーム、テレビ番組、アパレルブランド、飲食店などさまざまなビジネスでの活用が試みています。

LINE@でできることは?

LINE@でできることとして、通常のLINEアカウントで利用できる1対1の「チャット」や「タイムライン」「ホーム」などのサービスに加え、友だちに追加してくれたユーザに向けたメッセージの一斉送信や、「1対N」でのやり取り、メッセージの配信予約・自動返信などが挙げられます。

また、PRページの設置や、友だち数の推移などのデータ解析機能も提供されています。

たとえば飲食店では、友だちに追加してくれたユーザに向けて、期間限定メニューの紹介やキャンペーンの告知などを配信する、といった活用がなされています。

LINE@を活用したマーケティングの威力

LINE@の強みは、店舗以外の場所でユーザとの強力なコミュニケーションを築くことができる点です。

店舗以外の場所でユーザとのコミュニケーションを築くことができれば、そこから利益を生み出すことができるはずです。

雑貨店を例に考えてみましょう。
通常、お客様に雑貨を購入してもらうためには、まず店舗に来店してもらわなければいけません。

しかし、LINE@を有効に活用することができれば、来店してもらうことなく雑貨を購入してもらうことができます。

「別にLINE@じゃなくたってできるじゃないか」と思われた方、本当にそうですか?

確かに現在は、手軽にECサイトを構築できるサービスや、スマートフォンひとつで出品から決済までできるEC・オークションなどのプラットフォームがたくさんあります。

これらを利用すれば、来店してもらうことなく、雑貨を購入してもらうシステムを作ることができます。

しかし、仮にECサイトを開設したとして、あるいはオークションサイトで出品したとして、本当に利益を生むほどの売上げになるでしょうか? そもそも、いったい何人がその雑貨の出品ページまでたどりつくことができるでしょうか。

現在提供されているあらゆるEC・オークションのプラットフォームでは、一部の人にリーチできたとしても、より幅広い層に、より購入する可能性の高い層に向けて的確な情報を届けることはできないのです。

この部分は、EC機能を設けたウェブサイトを自前で構築したとしても変わりません。

「ユーザとの関係を築く」という切り口では、従来のEC・オークションサイトのシステムはあまりに弱いです。

LINE@は、この部分を補強する強力なツールになります。LINE@の「チャット」を用いて、雑貨の活用シーンをおさめた画像を配信するとどうでしょう。

LINE@フロー図

信された画像は、プッシュ通知でユーザのスマートフォン画面に表示されます。LINE@公式ブログによると、60%以上のユーザが送られてきたメッセージを開封しているといいます。

商品情報をいくらブログに投稿しても、メールで配信しても、FacebookやTwitterで拡散しても、LINE@のリーチには到底及びません。

その上、このプラットフォーム上には、国内だけでも5,800万人のアクティブユーザが待っています。これも、FacebookやTwitterを大きく上回っているのです。

LINE@の利用方法を解説!

ここからはLINE@のはじめ方を紹介していきましょう。
まずはアカウントの作成が必要です。

まずは通常のLINEのアカウントが必要

2015年上旬までは、実店舗をもつユーザのみに、LINE@のアカウント作成が許可されていました。しかし現在では、実店舗を持たないユーザでも利用可能となっています。

LINE@のアカウントを取得するには、まず通常のLINEアカウントが必要です。LINEアカウントを持っていない人は、あらかじめ取得しておきましょう。

LINE@アプリをダウンロード

まずはアプリをダウンロードします(http://at.line.me/jp)。LINE@の設定や操作は、まずアプリから行うことになるので、スマートフォンやタブレットが必要になります。

アプリをダウンロードしたら、通常アカウントで利用しているメールアドレスとパスワードを入力し、LINE@アカウントを作成します。

アカウント名、画像、業種を設定し、アカウント作成は完了です。
アカウントを作成したら、各項目の設定をしていきましょう。

LINE@アカウント設定のポイント

■ひとこと

これは、アイコン下に表示される一文です。20文字以内、と制限がありますが、よく目につくところなのでキャッチーな文言をいれましょう。

■QRコード

LINE@では、友だち追加用QRコードと友だち追加ボタンを発行することができます。

QRコードは名刺やフライヤー、領収書、駅や道路沿いのディスプレイ広告に表示することができます。友だち追加ボタンは、ウェブサイトやブログなどで使用できます。

■友だち追加時のあいさつ

友だちに追加されたときに自動で送信されるメッセージを設定します。複数登録可能なので、「ありがとうございます」だけでなく、ユーザの役に立つメッセージを設定しておくのがポイントです。

■LINE@ID

標準では、英字3字、数字4字、アルファベット1字の合計8字からなるIDが自動的に付与されます。

これがデフォルトのLINE@IDとなりますが、オプションで任意の英数字に変更することが可能です(有料プランの契約が必要です)。

LINE@の強力プロモーションツール

■PRページ

お得な情報やクーポンを簡単に作成・配信できます。「使いきり」「抽選」などいろいろなタイプのクーポンを作成することが可能です。

■リサーチページ

ユーザ参加型コンテンツの配信ができます。アンケートや人気投票など、自社商品やサービスについての簡単な調査ができるほか、性別や年齢などユーザの属性をあらわすデータを抽出できます。

これらのデータは、期間を指定してCSV形式でダウンロードすることができるため、強力なマーケティング・リサーチツールとして活用することができます。

このほか、スマートフォン用アプリからは操作できない項目があるので、PC専用の管理画面「LINE@MANAGER」を利用する必要があります。

LINE@MANAGER

https://admin-official.line.me

いかがでしたか? こんなにメリットだらけのツールを使わない手はありませんよね。まだ利用していないという事業者の方、ぜひ導入を検討してみてください。


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