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  • 2014-09-24

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オウンドメディア&O2O戦略の先駆者マクドナルドの成功事例について

子どもから大人まで、幅広い年齢層に支持されている「マクドナルド」。
2013年外食上場企業・売上高ベスト10でも2位にランクインしているほどの大企業です。誰でも気軽に購入できる100円マックや、子どもにとってはお楽しみのハッピーセットなど、つねに創意工夫しながら時代に沿ったサービスを展開しています。

日本マクドナルドは43歳。 日本で初めてO2Oを導入した?

日本マクドナルド株式会社は、アメリカに本社を置くファーストフード店です。
ハンバーガーを主力商品とし、フード・ドリンクメニューが豊富に揃えられています。1971年に現在の日本マクドナルドの親会社にあたる、日本マクドナルドホールディングス株式会社が設立され、同年7月に銀座三越に日本第1号店がオープン。40年以上経った今でも、人気を維持し続けています。
ここ数年、「O2O」という言葉が注目を浴びるようになるにつれて、様々な企業が導入していますが、マクドナルドは、一説ではどの企業よりも早くO2O戦略に取り組んでいたそうです。マクドナルドといえば、クーポンのイメージを持つ人も多いはず。そこで今回は、O2Oの先駆けでもあるマクドナルドの事例に注目してみましょう。

マクドナルドといえば、電子クーポン!

会員限定のクーポンを発行する「トクするケータイ」は、2003年から始まりました。
あらかじめアプリを携帯電話やスマートフォンにダウンロードしておき、会計時にレジ横の読み取り機にアプリ画面をかざすことで割引をしてもらうことができます。
そもそもマクドナルドの提供サービス自体がファーストフードであることもあり、通常価格は外食産業の中では比較的安価な価格帯になります。
それを、さらに割引した料金で提供したことで上記のアプリのダウンロードは促進され、爆発的なスピードで普及しました。
「利用者から見て、いかに魅力的なサービスに見えるか」は言うまでもないことでしょう。
今では規模が大きくなり、登録者数は約2100万人以上といわれています。
それまで紙で配布していたクーポンを電子機器に取り込んだことで、印刷コストを抑えられるだけでなく、瞬時に会計を済ませられることから、オペレーション時間の短縮にも繋がりました。
また、このアプリには会員証機能が備えられており、商品を買うごとにスタンプが貯まる仕組みとなっており、ユーザーの囲い込みとリピート率を上昇させる狙いがあると思われます。実際に、スタンプがある程度貯まれば、無料で商品がもらえるという特典が付き、いち早くクーポンサービスを開始したことも相まって、リピート客を確保することにも成功しています。

ユーザーメリットの明確化が成功の鍵に

マクドナルドのO2Oアプリは、なぜここまで大ヒットしたのでしょうか?
その成功要因は、「ユーザーメリットを明確化したこと」にあります。元来、企業のウェブサイトは一方的に情報を提供していることが多く、ユーザーからしてみれば登録したことでかえって面倒に感じてしまうこともありました。
そんな状況下でマクドナルドは、「クーポンで安くなる」「スムーズに会計を済ませられる」といった、ユーザーにとってのメリットに重点を置き、明確化していくことに注力していました。また、早くから取り組んだことで他社との差別化にも成功しています。2003年から携帯アプリを使ったO2O戦略を展開していた同社は、ここ数年で取り組み始めた企業と比べてみても、O2Oの「先駆者」といえます。


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