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  • 2014-09-19

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サイモン・プロパティ・グループ「顧客よ、ショッピングモールへ戻れ」

サイモン・プロパティ・グループでは、買い物をするすべての人に自分たちの想いを伝えるあらゆる努力を行い、サイモン・プロパティで買ってくれるようにしようと躍起です。
買い物客を自分たちのショッピングモールへ引き寄せ、来てくれたらそこに引き留められるように、ネット媒体・印刷媒体を問わず、Refinery29、GQ、Glamourなどの有名な広告媒体と提携しました。

実店舗へお客様を呼び込むサイモンの戦略

この掲載によって、米国内でのハイエンドのショッピングモールを中心に、手の込んだポップアップストアを周到に準備し、提携した広告媒体の確立したメディアチャネル上に自分たちの店舗が表れる機会を増やすことになります。
WEB広告、紙面広告、店頭広告の3つを組み合わせたこの提携により、「ネット上で商品を見つけ、いろいろ調べてから店舗に来て商品に触れ、レジへと至るまでのすべてのプロセス」において、ユーザーが「商品の購入を考えるときとは何か」を確認できるようになる狙いがあります。
Refinery29との提携では、顧客に届ける最初の広告を重視し、1日限りのポップアップストアを9月末から10月にかけて米国全土で展開します。
特に9月は、米国の新学期が始まる季節のため商品を購入して学校へと戻る買い物客が急激に増える月になります。それを見込んで、新しい季節をアピールするファッション商品を取りそろえるプロモーションを行うなど、常に新しい打ち手を考えています。
また同じく9月に、GQとGlamourとの提携でLOOKBOOKを使ったファッション展開を行います。サイモンではLOOKBOOKを発行し、その印刷バージョンをGQとGlamourにはさみこみます。その内容には、秋物ファッションのスタイリングをどうやってやるかを教える手引きになるような小冊子なども含まれています。

思い切った戦略と今後の動向

LOOKBOOKのライブイベントもサイモンの大規模モールで展開し、そこではスタイリングをマンツーマン指導するセッション、美容指導や景品配付なども行います。コンデナスト社とも提携し、GQやGlamourの購読者を確実に取り込みます。
米国女性の8人に1人がGlamourを読んでいます。こうした雑誌の定期購読者はかなりの金額をファッションに費やせるだけの可処分所得を持っていると考えられます。
ショッピングモールという形態はもう終わりに近づいていると言う意見が多い一方で、このようにあらゆる手段で広告宣伝を行うことは、お金を持っている買い物客を店舗で買い物をするという古き良き習慣へと呼び戻してくるために、まさにやらなければならないことなのです。今回の一連の取り組みがどのような結果となるのか、注目が集まっています。

[翻訳・参照元原文へ]


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