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  • 2015-08-24

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eコマースサイトの検索を改善せよ

eコマースの売上高は伸びていますか? 消費者に対して楽にショッピングできる体験を提供できれば、どんなeコマースであれ、うまくいくのです。この体験の中で検索は大きな要素であり、スムーズに検索できれば、そのサイトは競争上優位に立てる可能性があります。そのサイトでの検索がうまくいく体験を提供することは、売上高の増加と消費者のロイヤルティ向上につながります。

eコマースの検索に問題あり!

実際には、eコマースの検索に問題があるサイトをよく見かけます。検索体験の印象が悪いと離脱率が上がり、カート内商品は買わずに放置され、最終的には消費者を永遠に失うことにもなりかねません。

(1)検索がうまくいかない理由

eコマースの検索ウェブサイトは、製品番号などの在庫管理単位を基本にして作られているものがほとんどです。しかし、消費者は在庫管理単位とは関係なく検索します。価格、サイズ、色、日付、場所、電圧など求める製品やサービスの特徴で検索しようとするので、ズレがあると適切な検索結果が出なかったり、最悪の場合、製品は存在するのに検索結果がゼロになってしまったりします。

(2)検索がうまくいかない実例

検索がうまくいかない実例を紹介しましょう。有名な玩具小売店のオンラインショップでのことです。このショップなら必ず売っている「レゴのスターウォーズ デス・スター」という玩具を検索してみました。検索語として「レゴ デス スター 100ドル以下(lego death star under $100)と入力しました。ところが驚いたことに、「検索結果ゼロ」と表示されてしまったのです。それだけでなく、「デス(death:死)」ではなく、「デプス(depth:深さ)」の間違いではないかという意味のエラーメッセージまで表示されたのです。

検索をどのように改善したらいいのか?

eコマース検索に不都合があることを、失注の理由にしてはなりません。むしろ、不都合があることはコンバージョンを向上させるチャンスと捉えるべきです。そのために、どのような改善をしたらいいのか、5つの対策を提示します。

(1)自然言語処理は絶対必要!

検索に自然言語処理を取り入れると、消費者は、日常しゃべっているような感覚で検索できるようになります。消費者が入力する質問が不完全で、曖昧で、具体化されていなくても、探しているものを見つけられる確率がぐんと上がります。

(2)ロングテールSEOで幅広い消費者を獲得!

検索では、検索語が3語以上あったら「ロングテールSEO」だと言っていいでしょう。一般的には、検索語が長く詳細になればなるほど、その消費者が購入まで行く可能性は高まるものです。ところが、eコマースサービスの検索で、3語以上の検索をサポートしているものは多くありません。そのため、本気で買おうと思っている消費者が離れていってしまうのです。ロングテールな検索への対応は必須です。

(3)秩序あるカテゴリとファセット検索を!

ファセット検索、つまりガイド付きナビゲーションは、現代におけるeコマースサイトをカテゴリ分けするための標準的なやり方です。にもかかわらず、ファセット検索を実装しているウェブサイトは40%しかありません。

ファセット検索によって、消費者は自ら検索条件を入力しなくても、サイト側が用意した条件を選ぶだけで絞り込んでいけるのです。消費者が楽にショッピングできるようにするためには絶対必要な機能です。

(4)単位記号を確実に把握せよ

eコマースサイトの中には、検索している間、「$」などの単位記号が表示されなくなってしまうものがありますが、これは不親切です。消費者がまちまちな記号を入力しても、自然言語処理技術によってきちんと把握できるようにする機能は必須です。

(5)目を引く検索バーを!

検索バーは、ショップによるおもてなしです。ガイドを望む消費者に支援を提供している印なのです。そのサイトに来て、思わず目を引く検索バーに出会えれば、コンバージョンが向上することは疑いありません。

以上のような5つの対策を着実に実施していくことはeコマースサイトの使命だといえるでしょう。

【翻訳参照元原稿】
http://www.ecommercetimes.com/story/The-Art-of-E-Commerce-Site-Search-82210.html


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