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  • 2014-09-17

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ユーザーの広告離れが進む ユーザーが求めるインバウンド型の広告とは?

今日では、デジタル広告の認知度向上に伴い市場が拡大したことで、大手のオンライン広告会社を筆頭にマーケティング会社は自社の広告技術を蓄積する事業を進めています。
ここ何週間の動きだけ見ても、その流れはすさまじく、米アマゾンは自社が提携しているGoogle Adwordsのライバルになるようなものまで準備し始めていますし、Facebookはマイクロソフトから買収したアトラステクノロジーをすぐにでも再開する予定とのことです。

オンライン広告のすべてが価値を生み出すというのは思い違い?

しかし、こういったクリック課金のWEB広告は、実際に広告主のビジネスに有益な価値をもたらすのでしょうか?
こういったユーザーが、「B2B購買者がWEB上で自分のクリックがデータとして収集され、購入調査に利用されること」を知ったならばアクティブ表示型のWEB広告をわざわざクリックするでしょうか? 積極的にクリックするユーザーは少ないでしょう。
実際にクリックするユーザーは、直接の購買からは程遠い層ばかりで、購入する予算を持ち合わせていないユーザーが多いのではないでしょうか。
具体的には、SNS上でのクリックファーム業者のケースを考えてみましょう。こうしたクリックファーム業者は、「対象の商品・サービスをいかにクリックさせるか」だけに注力しがちで、実際の購買にまで繋がるかどうかについては疑問が残ります。

オンラインで買い物をする人は、広告をクリックしながら商品を探すところから始めるのではなく、ある商品を買うために有意義な情報を探します。
その人たちに向けて他の商品をランダムに表示してみせても、それは無駄な努力にしかならないのではないでしょうか。

本当に価値を発揮できる広告とは?

オンライン広告のすべてが、支払ったコストに対して最大のリターンを返せるように設計されているといった考えは、思い違いかもしれません。
人々は商品を探すためにインターネットを使います。だとしたら、そもそもそこに単純な広告が必要なのでしょうか?
商品を買いたいと考えているユーザーの立場になって考えてみると、単純なクリック広告よりも、第三者の書いた批評、カスタマーレビュー、SNS上での友人の意見、価格比較サイトなどのほうが信頼を置けるのではないでしょうか。こういった情報は、クリック広告よりずっと強力な「広告」だといえるでしょう。
私たちは、自分で探した情報だから、信頼します。私たちは、自分から能動的にアクセスした情報に対しては、「宣伝」ではなく「情報」であると、自身で判断しているからです。
情報を得る段階において、この違いは非常に大きくなります。

バナー広告やクリック広告のようなWEB広告のように、情報を必要としていないときに積極的に情報を発信されると、その情報を「あまり信頼できないもの」だと感じやすくなります。「ユーザーの側に立ち、有意義な情報を与えること」に注力する必要があるでしょう。

[翻訳・参照元原文へ]


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