• データマーケティング
  • 2015-06-03

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ビッグデータを活用するときに注意したい。ビッグデータ3つの問題点と課題

現在、企業は顧客に関するデータや、購買習慣に関するデータを大量に収集することができます。データを分析することにより、企業はどのような製品を販売すべきか、また製品をどのように売ることができるか貴重なヒントが得られます。しかし、企業が消費者について、もっとよく知りたいと思う時、データ収集における問題点がいくつかあるのです。

問題点1:データを読み取る際の問題点

企業が見る顧客データの多くは、コンピュータに適した形式になっています。ところが、なかにはコンピュータに不適なデータもあるのです。たとえば手書きの文字です。アンケートの自由記述部分、顧客から受け取ったメモがそれに該当します。こうした形式のデータは、コンピュータで読み込むのが困難です。企業がデータに基づき行動を起こせるような、意味のある情報に変換することは非常に難しいでしょう。

問題点2:データのコンテクストを見つける際の問題点

さまざまな書き込みやアンケート結果など、膨大なデータを読み取る能力をコンピュータが得たとしても、その中で何が書かれているのかを自動的に判別するための方法を見つけなければいけない、という課題が残ります。

自動判別の課題

たとえば、“bug(バグ)”という単語が膨大なデータの中から検出されたとしましょう。ほとんどのコンピュータがこの言葉をピックアップできるでしょう。しかし、それがコンピュータの「バグ」なのか、はいまわる虫(bug)なのか、あるいはフォルクスワーゲンの特別限定車である「バグ」なのかを判別するのは非常に困難です。このようにたった一語でさえ判別できない状況を考えると、コンピュータによる単純な検索結果から得られるデータというのは、ゆがんだ不正確なものでしかないため、実質的には使えないデータだということになってしまいます。

コンテクストの必要性

ビッグデータは、企業にとって素晴らしいツールになるのは確かです。しかし、ビッグデータは適切なコンテクストに置くことができなければ、ビジネスや顧客について意味のあるヒントがそこから得られることはありません。ビックデータを読み取り、意味のあるものに転換することでしか、ビジネスで使えるものにはなりません。

問題点3:プライバシーに関する問題点

ビッグデータについて、もう一つ忘れてはならない問題点があります。それは、ビッグデータを使用することによって、プライバシーが侵害されるかもしれないということです。今後、ますます多くの個人情報が企業によって収集されるようになるのは確実です。企業はこうしたデータを収集する際、自らが必要とする意味あるヒントを得ようとするだけでなく、個人のプライバシーを保護することにも十分配慮しなければなりません。また、読み取りに使われるソフトウェアも、顧客のプライバシーへのリスクを最小限にするため、特定の種類のデータは除外できるような設計になっていないといけません。

ビッグデータを活用しようとする流れは、企業規模によらず、どんどん広がっています。ここまで見てきたような問題点は、技術の進歩によって一つひとつ解決され、新しいシステムが構築されていくことでしょう。このシステムは、前述の問題点を大幅に改善し、収集した巨大な顧客情報をデータ形式にかかわらず読み取り、そこからコンテクストを見つけ、製品の改良や顧客満足度の向上に寄与することでしょう。しかし、この傾向を抑制する第三の問題点については、倫理的な方針が必要です。企業にとって、この矛盾した問題に統合的な解決策を見つけることが最大の課題です。

【翻訳参照元原稿】
http://www.royaloakcomputers.com/2015/02/09/big-data-roadblocks-companies-are-trying-to-solve-customer-privacy-skewed-information-issues/


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