• コンテンツマーケティング
  • 2015-05-29

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オンライン広告とオフライン広告のギャップを埋めることは可能か?

イギリスの広告に対する投資は、オンラインとオフラインどちらが多いのでしょうか?

今年の広告投資額を予測すると、有料メディア全体に対して約161億4千万ポンド(約252億2千万ドル)が投資されると見込まれています。このうちネット広告への投資額は、約80億6千万ポンド(約125億9千万ドル)とされています。

これは有料メディア全体の49.9%。つまり、ネット広告が有料メディアのほぼ半分を占めるようになってきている、ということです。

このように、ネット広告というオンラインメディアはイギリスの広告市場において非常に大きな割合を占めています。ところが、マーケティング担当者は、オンライン広告とオフライン広告への取り組みがうまくできず、統合もできていないのが現状です。

オンライン広告とオフライン広告の統合が今後の課題

marketing plan

イギリスのネット広告を担当しているマネージャーを対象に行われた2014年11月の調査によると、オンラインマーケティングが他のすべてのマーケティング領域と「完全に統合されている」という回答はわずか29%でした。

一方、オフラインマーケティングと「やや統合されている」という回答は54%もあり、回答者の大半は、統合はまだこれからという認識なのです。

この調査結果の中で、ホッとさせられるのは、オンラインとオフラインの統合について「全くの手つかずである」という回答はわずか13%だったということです。全体的な傾向としては、このようなギャップを改善する方向に意識が向いていると言えます。

この調査結果から言えることは、イギリスのネット広告担当のマネージャーは、今年オンラインとオフラインのギャップを埋めたいと思っているということです。

同調査では、2015年のマーケティング活動における優先順位のトップにランクインしたのは、オンラインとオフラインのマーケティング活動の統合状況を改善することでした。これには46%の回答が集まりました。

すべてのチャネルにわたって、そこで行われているマーケティング活動を追跡することができると、マーケティング担当者はネット世界と現実の世界の間を行き来して、自分が出した広告を見たユーザーがどのように移動していったのかをフォローできるのです。

広告を見たユーザーが理解できれば、キャンペーン企画に集中することもできるようになります。どのように転ぶかはオンラインとオフラインの統合にかかっているのです。

ネット広告自体も細分化している

Digital Online Webpage Advertising Marketing Concept

オンラインとオフラインのマーケティングを統合することも大きな課題ですが、ネットの世界の中だけでも、ネット広告自体いろいろな分野に分かれてしまっているという問題があります。

イギリスの広告担当者には、ネット関連のさまざまな分野を一度に見られるようにしたいという希望があるようです。今回の調査でも、マーケティングにおける優先課題の第3位にランクインしたのが、「デジタルマーケティング分野を統合する」という回答で、37%を集めました。「クロスチャネルのデジタルマーケティング」も35%の回答を集め、優先課題の第4位に入りました。

最大の課題は、広告担当者自身がIT技術に慣れ親しむこと

こうした調査結果を受けて、イギリスの広告担当者は、これからどうすればいいのでしょうか。

広告担当者が異なるチャネルにわたってユーザーを追跡しようと思えば、何らかの技術に頼らざるを得ません。ですから、広告担当者は、ITをはじめとするさまざまな技術にこれまで以上に慣れ親しむ必要があります。

実は、先の調査で優先課題の第5位にランクインしたのが、まさにこの課題でした。この課題こそが、1位から4位までの課題を解決するための、もっとも重要な課題なのです。

【翻訳参照元原稿】
http://www.emarketer.com/Article/Will-UK-Marketers-Finally-Close-Online-Offline-Gap/1011785


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