• EC
  • 2015-05-27

Monthly pageview: 0


オーストラリア小売業のeコマースの動向とは?

今年、オーストラリアの小売業のeコマースによる売上高は、ついに100億ドルを超え、小売業売上高の4.5%を占めるようになると予測されています。これは、アジア太平洋諸国の中で、どのような位置づけになるのでしょうか。また、実際にどのような小売サイトがオーストラリアでは運営されているのでしょうか。

オーストラリアの小売業のeコマース売上高

imasia_8107331_M

オーストラリアの小売業のeコマース売上高は、今年14.4%増加し、100億ドルを超えると見込まれています。これは、オンラインとオフラインの合計であり、全世界への売上高の総合計です。

オーストラリアのeコマース売上高の推移

オーストラリアでは、2014年にeコマースの売上高は17.3%増加しました。その結果、小売業売上高の4.1%を占めるまでになりました。さらに、その割合は2015年には4.5%に拡大すると予測されています。小売業のeコマース売上高はその後も引き続き増加し、2017年まで伸びが続くと見られています。そして、2018年には、小売業のeコマース売上高は145億2千万ドルに達し、小売業売上高の5.6%を占めると見込まれています。

オーストラリアのeコマースの国際比較

オーストラリアは、小売業のeコマース売上高においても、小売業売上高に占める割合においても、アジア太平洋諸国の中で中間の位置にいます。中国、日本、韓国より下位、インド、インドネシアより上位です。

オーストラリアのネット購入での人口比率

city pinc over brisbane city on a map

興味深いことに、オーストラリアのインターネットユーザーにおけるネット購入の浸透率は、アジア太平洋諸国の中で2番目に高い比率となっています。オーストラリアにおいて、今年、ネットを介して何か購入をする人は、ネットユーザーの79.4%を占めると推定されています。ちなみに、第1位は日本で、82.0%となる見込みです。しかし、オーストラリアの場合、ネットユーザーが非常に少ないために、ネット購入人口は1,210万人と、アジア太平洋諸国で、最下位となっています。

オーストラリアの小売サイトの状況

Australian Dollar symbol

オーストラリアのeコマースを見てみると、国際的な小売業がネット上でひしめき合っている状況です。2014年10月のデータで比較してみると、この調査期間において、eBayオーストラリアは小売サイト訪問者がもっとも多く2,310万人、全訪問者の12.9%を占めています。eBayが所有する掲示板サイトであるガムツリーのローカル版が第2位、1,330万人の訪問者で、全訪問者の7.4%を占めています。第3位はeBay本体の1,320万人の訪問者で、7.4%のシェアです。そして、第4位はAmazonで、訪問者1160万人、シェアは6.5%となっています。(ちなみに、Amazonのオーストラリア版のサイトであるAmazon.com.auでは電子ブックの販売のみを行っています)

トップ10に入ったeコマースサイトのうち、残りの6つのサイトは、全訪問者に占めるシェアがどこも1%前後となっています。この顔ぶれを見る限りでは、消費者対消費者取引(CtoC)の販売サイトが大半を占めており、次いで、企業対消費者取引(BtoC)のサイトが占めています。

オーストラリアの小売業のeコマースは、急速に成長しており、2017年までは二桁成長が見込まれています。また、小売業売上高に占める割合も堅実に拡大しています。ただ、アジア太平洋諸国の中では中間の地位にあり、ネット購買比率は高いものの、ネットユーザーが少ないため、量的なインパクトはあまり強くありません。また、国際的な小売業サイトが上位で競い合っており、消費者対消費者取引の多さが目立ちます。

【翻訳参照元原稿】
http://www.emarketer.com/Article/Australian-Retail-Ecommerce-Sales-Top-10-Billion-2015/1011823


コンテンツマーケティング 要素関連化イメージマップの具体例

このE-Bookは、以下のコンテンツマーケティングのコラム記事について図解で整理したものです。自社の事業特性に合わせてご活用ください。
ダウンロードはこちら(無料)

この事例バックナンバー ─事例記事─

あわせて読みたい ―関連記事―