• O2O
  • 2014-09-12

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O2Oとアニメのコラボレーションで地域活性化を目指す

株式会社サイバーエージェントの取り組み

株式会社サイバーエージェントは、Ameba(アメーバ)、プーペガールといった新サービスを展開し続けているインターネット広告代理店です。時代の波の影響が激しいIT業界の中で、一つの事業に固執せずに、常に新しいサービスを提供していくことで、高い成長性と盤石の基盤を築いている会社です。

中でも、Ameba(アメーバ)は、SNSや動画投稿など、ユーザーの要求に対して迅速に対応した結果、世界的にみても例がない、独自のメディアとして現在も進化し続けています。月間の利用者数が1,000万人単位で増え続けており、今後も注目を集める会社となっていくでしょう。

人気アニメを活用した地域活性化O2O戦略

サイバーエージェントが行ったO2Oキャンペーンで注目されたのが、
2014年8月6日(水)~11月5日(水)の期間で開催されている西武鉄道株式会社とのコラボレーション企画「進撃の西武鉄道 スマホスタンプラリー in 秩父」です。

これは、2013年から爆発的な人気を誇っている人気アニメーション「進撃の巨人」とのコラボ企画で、スマートフォンを利用した地域活性化キャンペーンの一環です。
参加者は、実際に運行している「特急レッドアロー号」を、劇中に登場する「紅蓮の弓矢号」に見立てて、西武線の各駅や秩父の計8か所のエリアに設置された、パネルやポスター内にあるQRコードをスマートフォンで読み込みます。

すると、スタンプを揃えることができ、登場キャラクターである「エレン」「ミカサ」「リヴァイ」といった人気キャラクターの、限定録音ボイスを手に入ることができるのです。さらに、8か所全てのボイスを繋ぎ合わせることで、このキャンペーンでした聴くことができないオリジナルストーリーが完成します。
キャラクターたちと一緒に、疑似旅行が体感できるしくみになっています。

その他にも、本キャンペーンオリジナルの壁紙のダウンロード、限定グッズ、チケットのプレゼントなど、Twitterを利用したキャンペーンも同時に開催しているのです。
ちなみに、このキャンペーンは西武鉄道を利用しているユーザーが、インターネットに投稿した動画作品がきっかけといわれています。
まだイベント期間の最中のため、動員数や、活性化の効果は不明ですが、開始からほぼ1か月が経った現在、Twitterで1.35万ツイート、Facebookで3,214いいね!を獲得しており、
その広告効果は相当な数値になると予想されます。

今後の展開

サイバーエージェントでは、2013年にも当時人気アニメであった「あの日見た花の名前を僕はまだ知らない。」を起用したキャンペーン「あの花 Smile Check-in」を展開。
アニメの舞台である秩父地方に設置したポスターなどのQRコードを読み取ることで、オリジナルの壁紙をユーザーが入手できるといったキャンペーンを行っています。

比較的年齢層が若い、アニメファンを自然が溢れる秩父に足を運ばせることで、秩父のイメージアップを行い、西武線の沿線価値の向上にも大きな成功を収めることが出来ました。

世界的に見てもアニメ先進国として知られている日本。
こうしたアニメとスマホを使ったO2O&メディアミックス戦略は、今後も後続企画が続いていくと見られています。


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