• コンテンツマーケティング
  • 2015-04-22

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コンテンツマーケティングにおけるPVが持つ本当の意味

検索エンジンGoogleのアップデートにより、SEO対策は、より質の高いコンテンツを求める傾向が強くなっています。また、SNSの普及に伴い、ユーザーが「面白い」「タメになった」と感じるコンテンツは拡散され、多くのユーザーの目に触れるようになりました。そこで、PV数を稼ぐためにコンテンツマーケティングを行う企業が増えていますが、ただ閲覧者数の増加に喜んでいても効果は表れません。今回は、正しいPVの見方についてご紹介します。

目的別にKPIを設定しよう

WEBサイトを運営する際、KPI(重要業績評価指標)は重要な指標となります。ここでは、目的別にどのような指標が必要になるか、また、コンテンツマーケティングの方針をどのように設定すべきかを、3つの考え方から見てみましょう。

1.企業の知名度向上やブランディングが目的

PV数がポイントになります。できるだけ多くのユーザーの目に留まるよう、コンテンツマーケティングを行う必要があります。ただし、「文章が読みにくい」「売り込み色が強すぎる」など、企業のブランディングを損ねる可能性もあるため、注意が必要です。

2.ユーザーとのコミュニケーションが目的

コメント数やシェアの数が重要な指標となります。ライトな話題や文章のタッチを意識し、コンテンツマーケティングを行いましょう。また、SNSやブログの場合、記事の終わりに「感想をコメントしてください」と書くとコメントの投稿率が伸びやすくなります。

3.コンバージョンが目的の場合

CTR(クリック率)やCTA(ランディングページへのアクセス)、CVR(コンバージョン率)など、ユーザーが行動を起こしたとわかる指標に注目しましょう。コンテンツマーケティングは、ユーザーの悩みにアプローチし、解決策として提示する方法が効果的です。

PVを測定する3つのポイント

コンテンツマーケティングにおいて、PVは重要なKPIになる可能性があります。しかし、効果測定の方法を誤ると、指標の価値が弱くなってしまうかもしれません。ここでは、コンテンツマーケティングに必要なPV数の測定方法について、3つのポイントを見てみましょう。

1.コンテンツ制作の方向性を測定

まず、PVはコンテンツ制作の方向性を測定するために使用します。一人のユーザーがサイト内をどの程度閲覧しているかを測る指標になるからです。同じユーザーが複数のページを見ると、PVは増えていきます。特定の好みを持ったユーザーが、複数のページを閲覧するようなサイトであれば、コンテンツマーケティングの効果は出ていると考えられるでしょう。

もし、分析結果からコンテンツ制作の方向性が間違っている場合、新規作成分だけでなく、既存の記事も見直す必要があります。ユーザーが求めている記事を考え直し、今後の方針転換や、既存コンテンツについてメンテナンスを行うようにしましょう。

2.オーガニック検索の効果を測定

オーガニック検索によるPVの質のチェックも、コンテンツマーケティングの効果測定には欠かせません。たとえば、Googleアナリティクスを活用すると、検索エンジンから流入したユーザーが閲覧したページ数や、サイトへの滞在時間がわかります。

オーガニック検索で訪れたユーザーの直帰率が高いと、読む側の意図に沿った記事ではなかったと考えられます。一方、複数のページを熱心に閲覧しているユーザーが多い場合、コンテンツマーケティングの成果が出ているといえます。

3.最終目的に貢献するPVであるかを測定

コンテンツマーケティングは、PV数を集めるだけでなく、自社ブランディングやコンバージョンの獲得が最終目的です。そのため、PV数が多くても本来の目標が達成できていなければ、コンテンツがWebサイト運営に貢献しているとは言えません。

たとえば、PV数が多いのにコンバージョンが低い場合、ユーザーのサービスの申し込みや購買意欲をかき立てる文章が書けていない可能性があります。最終目的が達成できるよう、読む側に刺激を与えるコンテンツを制作し、コンテンツマーケティングの効果が表れるよう、精度を高めていきましょう。

目標に応じたKPIを設定してコンテンツマーケティングをしよう

現在、コンテンツマーケティングはSEO対策の新たな手法として注目を集めています。その目的は、PV数を増やし、ユーザーにベネフィットを提供できる記事を作成することですが、その先にコンテンツを制作する最終目標があることを忘れてはなりません。

PV数が増えると、サイト運営がうまく行えたように感じます。しかし、直帰率が高かったりCVRが低かったりする場合では、真にコンテンツマーケティングの効果が出たとは言えません。コンテンツマーケティングでは、企業の最終目標が達成できるよう、PVの質を高めていく必要があるからです。

コンテンツマーケティングを行う際は、単純にコンテンツを提供してPV数を集めるだけでなく、その質にも着目することが求められます。その上で、自社が求めている結果を出すために、ユーザーに訴求できる内容を目指すことが大切です。PV数の上下で一喜一憂せず、コンテンツマーケティングの成果が表れているか、最終目標に合ったKPIを設定してPVを分析するとよいでしょう。


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